こんにちは、たじです。
筆者の趣味はスクーバダイビングです。
きっかけは天野こずえ先生が描いた「あまんちゅ!」という作品を読んだからです。
先日めでたく完結しました。
全17巻になる大作です。
ストーリーとしては主人公の「小日向 光」と「大木 双葉」が高校生活を満喫するお話です。
舞台は伊豆です。
スクーバダイビングの有名スポットでもあります。
一度は訪れてみたいです。
結論:海を満喫できる高校生活はうらやましい
高校生で部活動がスクーバーダイビングなんて羨ましいです。
海はいいものです。
体感したことがないのならこの「あまんちゅ!」を読んで海の楽しさを知ってほしいです。
あまんちゅ!とは
小日向こと通称「ぴかり」は海が大好きで、趣味がスクーバダイビングの女の子。
おばあちゃんがダイビングショップを経営しているのでお手伝いをすることが多いです。
将来の夢はインストラクター(OWSI)になること。
現在のランクはレスキューダイバーだと思います。
アマチュアのなかでは最高ランクに位置(厳密にいえばMSDというランクもあるがこれは特別なので割愛)します。
この上のランクはダイブマスター(DM)→アシスタントインストラクター(AI)→オープンウォータースクーバーインストラクター(OWSI 通称インストラクター)のプロランクになります。
余談ですが筆者は現在マスタースクーバーダイバー(MSD)といってぴかりとほぼ一緒のランクにいます。
現在プロ講習を受けており、最終チェックに合格すればダイブマスターになれます。
プロとは責任を負い、責務を全うする立場であります。
話は「あまんちゅ!」に戻りまして、ぴかりは高校に入学後ダイビング部に入部します。
怖い双子先輩と仲良く部活動を楽しみます。

もう一人の主人公である「大木 双葉」通称「てこ」は東京から伊豆に越してきた少女です。
スクータの練習がてらドライブをしていて、たまたま立ち寄った海辺で思い出に残る景色を見る。
そしてそこはぴかりのおばあちゃんが営んでいるダイビンショップがあるところでした。
このときまだてこはぴかりのことを知りません。
二人が出会うのは入学してからのことです。
入学後うしろの席にいたぴかりに話しかけられて、てこの高校生活は180度変わることになります。
てことぴかりは仲良くなり親友と呼べる存在になります。
そしててこはぴかりと一緒にダイビング部へ入部します。
実は彼女、泳げません……
実はダイバーで泳げない人はたくさんいます。
水中はフィンと呼ばれるヒレのものを足につけます。
軽い動作でかなり進みます。
BCDというチョッキに空気を入れるので水中では無重力に近い感じになります。
この状態を中世浮力といいます。
中世浮力で水中を散歩するのがダイビングの醍醐味です。
ダイビングはスポーツでありながら、水中散歩をすることがメインです。
泳げないからダイビングはできないは違います。
話は再び「あまんちゅ!」に戻りまして、てこは水中で目を開けるのが怖いから泳げないのです。
でもぴかりと一緒に潜る練習をするうちに怖さを克服し、未知の世界の扉を開きます。
地球上でもっとも宇宙に近い場所、それは海です。
地球の約7割を占め、深海(水深200m以上)の95%は未開の地です。
聞くだけでわくわくしませんか?
てこもこの未開の地へ進もうとしています。
てこの最初の目標はオープンウォーターダイバー(OWD)の認定を受けることです。
この認定を受けるには学科と実技講習を終わらせることです。
学科はダイバーの基本的な行動と緊急時の対方。
実技は器材の取り扱い方と緊急時の対応方。
果たしててこはOWDになることができるのでしょうか?
ダイビング部の顧問は教師兼インストラクターの火鳥先生です。
彼女は教師でありながらインストラクターでもあるすごい人物です。
文武両道とはこういう人のことを言うみたいですね。
ダイビング業界では一目置かれている存在のようで、新しい器材などのテストなども彼女がしています。
そういう人物が教師兼インストラクターとは学校もすごい人材をゲットしたことになります。
なお酒も好きで仕事を終えたら恋人と一杯飲んで帰ることもしばしば。
ピーターといわれる人物に恋を抱いており、彼女の恋愛は成就するのか?
確認はご自身の目でお願いします。
最後に筆者にスクーバダイビングの素晴らしさを教えてくださいました天野こずえ先生に感謝しています。
ありがとうございます。
これからもダイビングを楽しんでいきます。
今回のまとめ:海の楽しさ美しさを読める作品
「あまんちゅ!」は陸上にいながらダイビングをしている気分になれる作品です。
ダイビングを始める人はみんな、てこと同じところからスタートします。
少しの努力で楽しい人生が待っています。
海の美しさを漫画で表現する天野先生。
海は新しい自分を発見できます。
泳げなくても大丈夫なのでダイビング始めてみませんか?